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体に良い食物

真っ赤なトマトの健康効果

サプリメントの常連食材

トマトといえば、健康やダイエットに役立つサプリメントにもたびたび名前が登場する健康食材の代表的な存在です。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」なんて言葉もあるように、真っ赤に熟したトマトは日常的に食事に加えていくだけでその人の健康を増進し病気になりにくい体を作り出してくれます。

トマトは世界中で生産されており、データによると世界一多く作られている農作物であるとも言われます。

日本においても全国どこに行っても畑の片隅にはトマトを植えている様子を見かけることもでき、どこでも手軽に作れて安価に手に入れることができるというのもまたトマトの大きな魅力になっています。

トマトの健康成分のもとになっているのは「リコピン」という物質で、トマトの赤さを作り出す色素に含まれています。

真っ赤なトマトは目にも鮮やかでいかにも体に良さそうですが、健康成分をより多く取り入れるにはやはり完全に熟したものを食べるようにするのがいいようです。

驚きのリコピンの効果について

トマトに含まれるリコピンはテレビCMや健康系の情報番組でもたびたび耳にする言葉です。

リコピンはトマトにだけ含まれる成分ではなく、ニンジンやスイカのような緑黄色野菜全般にも含まれています。

ただ赤い色に多く含まれる特徴から、完熟トマトから摂取をするのが最も効率がよくなります。

リコピンの健康効果としては、まず体内の老化を防ぐ抗酸化力があり、他にも血糖値を下げたり動脈硬化を防いでくれたりといった血液や循環器由来の病気を防ぐということが挙げられます。

またトマトを継続して食べる人はがんにかかりにくく、美肌であることも多いと言われていて、全身の健康にくまなく役立つと言ってもいいでしょう。

男性にとっても女性にとっても、またどんな年代の人にとっても大変役立つ健康食材なのでできるだけ毎日何らかの形で摂取をしていくようにしたいですね。

トマトを上手に食べていくには

トマトに含まれるリコピンは脂溶性という脂分に溶けやすい性質を持っています。

ですのでトマトだけをそのまま食べるよりも、ドレッシングをかけたり脂質を含む調理をしたりといった方法をとった方が体への吸収率が高まります。

一日の摂取量の目安となるのはだいたい15ミリグラム~20ミリグラムとされており、これは大きめトマトの2個くらいの分量です。

大きなトマトを毎日2つというとちょっと大変な気もしますが、圧縮をしたトマトジュースなどで摂取をすれば比較的簡単にとれます。

トマト100%のジュースで飲むなら、わずか200ccで一日の摂取目安量に達することができます。

有機野菜の通販サイトでもトマトが売られているので、忙しい人でも買い出しに行く時間が省けて効率的に食べることができるようになりました。

トマトは毎日の健康効果を高めてくれだけでなく、二日酔いや疲労を回復させてくれるためにも役立つとされています。

最近どうも疲れ気味という人や、スポーツをよくする人などでトマトジュースをよく飲むようにしておくと回復力が早まり基礎体力を向上させていくことができます。