とっても辛い気管支炎
気管支炎とは、「気管支に炎症ができてしまう病気」のことです。
咳や痰があることで有名な病気ですので、知っている人も多いのではないでしょうか。
実際になった人の話を聞いてみると、「咳や痰がとにかく激しかったので、風邪だと思っていたが治らず、病院で検査をしたら気管支炎と診断された」という人が多いです。つまり、気管支炎は風邪と間違いやすい症状であるということでしょう。確かに、咳や痰は気管支炎の症状というより、風邪を連想してしまいがち。
怖いのは、ここで咳や痰で風邪をこじらせてしまった人が「実は気管支炎だった」ということに気づかず拗らせてしまうことがあるという例です。
風邪と気管支炎の違い
風邪と間違いやすい気管支炎の症状ですが、実は気管支炎というのは風邪と間違いやすい症状です。
風邪は、こまかくいうと「上気道感染症」という病気なのですが、これではなく末端の気管支に炎症が起きてしまう病気であることが風邪との違いです。非常によく似た病気であることが解りますね。
でも、気管支炎の場合は背中が痛くなることが多いですし、咳を繰り返すために肺が痛くなることも少なくありません。他にも、肩こりが酷くなったり嘔吐がしたりと、あちこちに症状が出ます。
急性気管支炎の場合は比較的早くに治りますが、慢性気管支炎の場合は症状が長引くことが多いので注意しておかなければなりません。
気管支炎の体験談
気管支炎の体験談といえば、やはり子供のことをかんがえなければなりません。
子供は話ができませんので、親が「ちょっとした風邪だろう」と思っているうちに病気が悪化してしまうということも少なくありません。最悪の場合、点滴や入院などをしなければならないことがありますので、注意が必要です。子供の場合は咳と痰だけでもどんな病気なのかが解りませんので、きちんとした対応をしていくことが必要です。できるだけ早めに病院に連れていきましょう。
風邪から気管支炎になることもありますので、最初に風邪だと診断されても「拗らせないようにする」ということは何よりも大切です。現に、風邪だと思っていたら症状を拗らせて気管支炎であったことが解ったという人もすくなくありません。こういう場合、症状がとても悪化しやすいので注意が必要です。
気管支炎になったら、安静にして医師の指示通りくすりを飲むことが大事なので、きちんとそれができる様に対応をしてみて下さいね。