胃・十二指腸潰瘍

胃酸が原因でなる病気のこと

皆さんは「胃」の仕組みについてご存知でしょうか。

私たちが食べた食べ物を消化するのが胃の役割だということは、おそらく多くの人がご存知でしょう。

胃の中に入った食べ物を消化させるのは、胃の中にある「胃酸」というものの役目です。

しかし、ここでひとつ疑問が出てきますよね。「食べ物を溶かすことができる胃酸が、なぜ胃の壁を溶かしてしまわないのか」という点について、疑問を持ったことはありませんか？

実は、胃には粘膜がありこの粘膜があることで「胃酸から胃の壁を守る」という役割を果たしています。

胃酸があっても、胃が溶けないのはこの粘膜のおかげなんですね。

しかし、何かのきっかけで粘膜が少なくなり、胃酸が胃の壁を傷つけてしまうということもあります。これが「胃潰瘍」です。つまり、胃酸が胃の壁を溶かしてしまった状態が胃潰瘍だということです。十二指腸潰瘍もまた似たような病気で、胃潰瘍と当時に発覚することが多いそう。

どちらも痛みを伴う症状ですので、罹患すると非常に辛い病気です。

胃潰瘍斧場合、放っておくと胃に穴があいてしまうこともあるそうですので、注意しなければなりません。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状とは

症状と言っても一つではありませんが、胃潰瘍の場合はお腹が痛くなり、十二指腸潰瘍の場合は腰が痛くなるということがあるそうです。

場合によっては吐血がみられることも。

鮮血ではなく、黒い血であることがおおいらしく、吐いた人は本当に驚くとか。痛みの上に吐血ですから、人によってはもっと重病を疑ってもおかしくありませえん。これが肺などから出る血だと鮮血になりますので注意しなければなりません。本当に強い痛みがありますので、そうなる前に気づいて治療をすることが本当に重要になりますね。悪化しないうちに治療を受けておきたいものです。

胃・十二指腸潰瘍の体験談

最初は空腹のときに少し痛くなる程度ですが、そのうちに激痛が走る様になり、その時点で初めて胃潰瘍・十二指腸潰瘍と診断されることが多いです。最初はそんなに痛くないので、「放っておけばいいだろう」くらいに思う人が多いようですね。そのうちにどんどん悪化してしまうと…。

十二指腸潰瘍の場合は、検査をして原因となピロリ菌を除菌することで治療をすることができます。

この病気を体験した人に聞いてみると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍はストレスをためすぎるとなることが多いそうなので、ストレスには十分気を付けて生活したいですね。

また、ピロリ菌があるかどうかの確認も大事です。