これは、現在もアトピー性皮膚炎と戦っている私の体験談です。
アトピー性皮膚炎になったのは・・・
私がアトピー性皮膚炎になったのは、小学3年生の時でした。
我が家は、母も弟もアトピーもちだったので、いずれ私にも出るだろう・・・と言われてはいたみたいです。
具体的に「いつからかゆくなったのか」は覚えていないのですが、気付いたらVゾーン、太もも、二の腕などにアトピーが出て、病院に通う様になりました。
当時、私がお世話になったのは、母がお世話になっていた皮膚科の先生。
とても優しい女性の先生で、とても丁寧に症状を見てくださったのを覚えています。
診察の結果は、やっぱりアトピー。
ただし、そんなに広範囲に広がっているわけではないので、塗り薬で治るだろうと言うことでした。
それからは毎日、薬を塗って病院にいったことを覚えています。
小さいうちはそれで良かったのですが・・・
私のアトピーが悪化したのは、20歳を過ぎてからなのです。
22歳の頃、手の甲が耐えられないほど痒くなり・・・でも「いつもの症状の一環だし・・・」と思い、放置してしまっていたのです。
すると、いつもならすぐに収まるはずのアトピーが、どんどん悪化しました。
画像がないのではっきり言うことができないのですが、肌が化膿した様な状態で、見た目には「アトピー」というよりも「膿んだ?」というくらいの状態まで悪化したのです。
手の甲がそんな状態では仕事ができないということで、すぐに皮膚科へ。
すると、「ここまで酷いと、塗り薬だけでは治すことができないので、抗アレルギー薬なども飲み、治療をしていくしかない」と言われてしまいました。
アトピーが初めて出てから、ずいぶん長い時間が経過していましたが、こんなに症状が悪化したのはその時が初めてです。
それから薬を飲み続け、患部には薬を塗って包帯を巻くことで、回復しました。
ただ、アトピー性皮膚炎は完治ができませんので、その後も注意はしています。
私は喘息もちでもあったので、喘息対策の抗アレルギー剤を飲むことで、アトピーの症状を抑えることができる様になっています。
しかし、春になると花粉の影響からかアトピーが出やすくなるので、早めに病院に行く様にしています。
あとは、とにかくお肌を保湿することですね。
アトピー性皮膚炎の予後を良くするには、とにかく「痒い」と思った時点で、病院に行くことです。
悪化してからだと、私の様に薬の服用も必要になりますので、大変だと思います。
悪化しないうちにやっつける、が基本です。