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病気を寄せ付けない身体に

呼吸を整える

実は、私たちの健康には「呼吸」が深く関わっていることをご存知でしょうか。
普段、何気なく行っている呼吸。
その呼吸に「健康の秘訣」があるなんて、多くの人は気付かないものですが、実は「健康」と「呼吸」には密接なつながりがあり、呼吸をしっかりと整えることは、健康に大きな影響を与えます。
考えてみれば、最近は「口呼吸」が何かと問題になっていますよね。
口呼吸は間違った呼吸法であり、よく「改善するべき」などと言われていますが、このことを見ても、「呼吸は大切」ということにならないでしょうか。
ここで、正しい呼吸について学んでいきましょう。

ポイント:浅い息は良くない

緊張している時、呼吸が浅くなってしまったことはありませんか?
イライラしたり、何か優れないことがあると、人の呼吸はとても浅くなると言われています。
自分では気付かないうちに、肩が上下してしまうほどに呼吸が乱れてしまうこともありますよね。
実は、この呼吸が身体に大変な影響を与えることが解っています。
呼吸が浅いということは、十分な酸素を体の中に取り入れることができていないということ。
体の中に酸素が不足すると、それは「血中酸素不足」につながります。
この状態が長く続けば、やがて脳にも影響が出てしまうでしょう。
また、それだけでなく「自律神経」の問題も出てきます。
呼吸の乱れは自律神経の乱れ。
呼吸が浅いことで自律神経が乱れ、心に深い影響が出るというのは、非常に良く言われること。
「最近調子が良くない」という人は、もしかしたら自律神経に乱れが出ているのかもしれません。
注意しながら、生活をしていきましょう。
参考:息が浅いとストレスが増える?

口呼吸について・・・

冒頭でも紹介した「口呼吸」。
口をきちんと閉じているということは、外部から身体を守るということ。
しかし、口をあけた状態だと、たくさんの物質が口の中から身体に入りこむことになります。
つまり、有害な物質が体の中に入ってきて、悪さをする様になってしまうわけですね。
この様な状態がずっと続けば、身体にアレルギー反応が出て、疾患に繋がる可能性も。
この呼吸方法は、色々な意味で大変なものです。

最悪の場合「無呼吸症候群」につながることも考えられますので、健康面に関しても非常に注意が必要となります。

口呼吸だとわかっている場合は、なるべく早めにクリニックに相談し、改善の方法がないかどうかをチェックしましょう。
口呼吸は、やればきちんと治すことができるものです。