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肺・気管支

喘息

これは、喘息というアレルギー疾患を抱えた私自身の体験談です。

小学校高学年の時に、初めて喘息が出ました。
最初は「これ何?」と思い、「もしかしたら死んでしまうのでは」というくらい驚きました。
でも、両親が小児科に連れて行ってくれ、吸入をしたらすぐに良くなりました。
ここから、喘息との長い戦いが始まりました。

問題:夜、眠ることができない

喘息と診断されてから、私は毎日「喘息の発症を抑えるための薬」を服用していました。
でも、それがきかずに、時には酷い発作が出てしまうことも・・・。
喘息の発作が起きるのは、大抵夜。
下記のサイトを見たら、喘息が夜に起きることにはきちんとした理由がある様ですね。
>>>喘息を発症しやすい時期と時間帯

発作が出ると眠れません。
横になると苦しいので、背中に布団を置いて、もたれかかるようにして過ごしました。
でも、それで良くなるわけもなく・・・。
夜になって喘息が出ると、どうやっても発作を鎮めることができないので、母が夜間救急などに連れて行ってくれ、吸入を打ちました。
考えてみれば、当時に住んでいたのは福島県。
寒い時期に良く喘息が出ていた様な気がします。
あとは、花粉が多く飛ぶ時期にも、発作が起きていました。
この時期は、発作が起きたらとにかく病院、を徹底していた気がします。

悪化:中学生になって、入院

中学生になったころ、入院を経験しました。
吸入をしても点滴をうっても症状が治まらなかったので、入院するしかないと言われたのです。
それから1週間は点滴を打ちながらの入院・・・。
一度はなぜか過呼吸の症状が出て、紙袋を使って症状を抑えました。
入院したのはこれ一度きりで、その後はそこまでの症状が出ませんが、34歳になった今でも、喘息との付き合いは続いています。

そして現在:小さな頃の様に、大きな発作は起こさなくなりました。
でも、やはり花粉の季節になると、発作に近いものが出ます。
子供を産んでから一度「血中酸素が足りない」と言われ、入院を勧められましたが、点滴と注射で乗り切りました。

子供の頃に比べて症状は比較的軽度ではありますが、。
なるべくステロイドを使いたくないので、症状が出たら悪化しないうちに病院に行くことを心がけています。

私の年齢になると完治は難しいそうなので、せめて上手に喘息と付き合っていきたいですね。