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体に良い食物

キシリトールも含むいちご

免疫力を高めるいちごの力

いちごは大好きな人も多い人気の果物です。

日本においては定期的に「いちごフェア」としてお菓子が大量に販売されたり、全国の産地で一粒数千円もするような高級品として贈答に使われたりといったふうに、かなり身近な存在となっています。

もちろん全国にあるスーパーで手頃な価格で購入をすることもできますので、毎日のちょっとしたデザートとしても大活躍です。

そんなおいしいいちごですが、実は継続して食べることで大きな健康効果を得ることが出来ます。

いちごにはビタミンCが多く含まれており、人が一日で摂取の目安としたい分量をいちご5粒で簡単に補うことができるほどです。

ビタミンC以外にも食物繊維やペプチンといった健康成分としてよく知られているものも多くあるので、一粒だけでもかなり高い健康効果を期待できます。

もう一つ注目なのが虫歯予防に役立つキシリトールを含んでいるということで、いちごは他の果実類と比較しても特に含有量が多いことがわかっています。

甘くておいしいいちごですが、それを食べると逆に虫歯予防に役立つなんて少し不思議な気もしますね。

いちごは美肌効果も抜群

いちごは人気の果物ですが、特に女性からの支持が厚いように感じます。

これはいちごの見た目が真っ赤でどこか可愛らしいイメージがあるからというのもありますが、実は女性に嬉しい美肌成分をかなり多く含んでいるという理由もあります。

本能的に「キレイになりたい」と感じる女性たちがいちごを強く求めているのかもしれません。

前項でいちごにはビタミンCが多く含まれるということを説明しましたが、このビタミンCは美肌効果が高い成分としても有名です。

ビタミンCを多く摂取することで皮膚の奥にあるメラニン色素の定着を防ぐので、肌が白くなったり、シミそばかすのような色素のムラをなくしてくれるのです。

またいちごには食物繊維も多いので、これが便秘がちな人の腸内の状態を整えて老廃物をすばやく排出して肌のターンオーバーを促進してくれる効果にもつながります。

肌の新陳代謝が進むと傷の治りが早くなったり、風邪などを引いた時の回復も早くなっていくので本当にいいことずくめです。

いちごを上手に食べていく方法

健康効果が高いいちごですが、毎日食べるときにネックになるのが傷みの早さです。

いちごは完熟してしまうと腐るのも早く、あっというまにぐしゃぐしゃの状態になってしまいます。

ですがいちごの持つ健康成分は生食の状態により多く含まれるので、保存をするにしてもジャムなど手を加えるよりもできるだけそのままの状態を保つようにするのがおすすめです。

コツとしては、食べる時には購入した分全てを一気に洗うのではなく、食べられる分だけを洗ってできるだけ早く食べるようにするということです。

いちごは水で濡らすとそこからビタミンなどが溶け出していってしまうので、あまり水につけないようにし、食べる直前までヘタをとらないようにするのがいいでしょう。

余ったいちごは水につけないようにラップでくるみ、野菜室に保存しておくようにします。

長期に保存をしたい場合は逆にざっと洗ってヘタをとり、形が潰れないようにして一気に冷凍をすると栄養分を逃さずとじこめておくことができます。